宝もの

 自治会のフラストレッチの日でした。
 まず、先月亡くなった元会長さんのために、参加者で黙祷をしました。
 フラの先生が教えて下さいました。元会長さんは、隣の町内会の高齢者の方の安否確認を依頼されのだそうですが、すでに亡くなって数週間経っていたそうです。
 それにショックを受けて、町内の人が孤独にならないようにと、社会福祉協議会と連携して行き交う人に声をかけておられた。とのこと。
 ポストに入っていた楽しそうなチラシを見て、私は町内会に参加しました。
 このフラストレッチも町内会の人々が知り合う場所として作ったそうです。
 フラストレッチの先生は、
 左手を前に出し、手のひらを上にして、まあるいおわんの形にして見せました。
 そして右手でおわんのふたの形に添えると、貝中には隠されたもの
「宝もの」と言って優しい笑顔がこぼれます。
 元会長さんが残されたものです。 
 月に2回だけですが、わずか1時間のこころが満たされる至福の場所がります。