地球

 自分は、地球の一部でしかないと気づいた時、物の見方が変わる。自然と語り合うと生きている自分が居ると気づき、もう一度自分の言葉を取り戻す。

 

 私は、川の流れが好きで、いつまでも眺めていたかった。そこには、沢山の魚が泳いでいた。一瞬で変わる風景。

 海に近い川には潮衝がみられ、水面の波紋は不思議な模様に絶えず変化し、人生に起こる出来ごともほんのさざ波でしかないと教えている様だった。