提出期限が迫る中で、書かなければならない文章がまとまらない。どうすれば、容易になるのか考えた。
それで、家族に応援メッセージをもらう事にした。「求め続けよ、そうすれば与えられる。…」「夢を見た、主と2人で…」と、たどたどしい朗読が送られて来た。
一人では無いと思えた。涙があふれ、走馬灯のように色んな出来事が頭の中を駆けめぐった。
大雪山で遭難した青年が、テープに救助の声を残していた。宇宙衛星からは、白樺の木でSOSの文字が残されていたのが確認された。
青年は、道に迷って亡くなったが、私のSOSはキャッチされ私の心にもしっかりと届いた。